• Japan Kinaesthetik/Kinaesthetics Association

    日本キネステティク研究会

    MEMORIAL WEB SITE

    2007-2015

  • 日本キネステティク研究会の功績

    2007-2015

     日本キネステティク研究会は日本で初めて「キネステティク」を社会に啓発したパイオニアの団体として、また学術的なアプローチを行った団体を立ち上げた点において社会に大きな貢献をしました。地域社会が必要とする医療と福祉の向上、そして人々の生活の質(QOL)の向上に寄与することを実現するため、人の感覚と動き(キネステティク*等)の概念に関する、学術・実践的研鑽のための交流を行い、教育・実践的啓発に努めたその功績をここに残します。

    *キネステティク/キネステティクス【Kinästhetik/Kinaesthetics】は、感覚および人間の自然な一連の動作に関する理論である。PFLEGE HEUTE : Urban & Fischer Verlag, München in Germany, 496-512, 689, 2007.

    沿革

    2007-2015

     

    (以下、沿革一部抜粋)

     

    2000年4月

    徳永惠子(代表世話人,宮城大学大学名誉教授)らがドイツにて初めてキネステティクについて学ぶ

    2000年5月~

    宮城大学看護学部を拠点とし地域の看護師や教育者らに対し、啓発活動開始

    2001年9月

    徳永惠子が、第3回日本褥瘡学会学術集会(京都)にて「キネステティク概念を応用した体位変換の実際」と題し、日本で初めてキネステティクに関する教育講演を行う

    2001年12月

    徳永惠子が日本褥瘡学会誌(3巻3号,p259-267)に日本で初めて学術的にキネステティクについて報告

    2002年~塚田(遠藤)貴子がドイツ研修、塚田と徳永らの投稿多数

    2003年9月石田陽子らが第2回日本看護技術学会学術集会(岩手)交流セッション開催

    2005年只浦寛子がドイツへ研究員として留学

    2007年日本キネステティク研究会設立

    以降2015年まで毎年日本キネステティク研究会は研究会や学習会を開催し、社会に広く貢献した。

    代表:徳永恵子

    メッセージ2007

     

            (中略)
    日本は世界に先駆けて高齢社会を迎え、加齢に伴う身体的な衰えや脳血管障害等の後遺症として動かない・動けない状態により引き起こされる「寝たきり高齢者」の健康問題は医療サービスにおける重要課題です。そのほか交通事故や災害など様々な原因により自力では動けない状態を余儀なくされている方々も含め褥瘡発生リスク保有者は確実に増加してきている状況から、褥瘡は単に高齢社会の健康問題のみならず社会経済的問題としてとらえる必要性が認識され診療報酬改定などに強いインパクトを与えてきています。
    とりわけ、褥瘡対策に高機能の体圧分散寝具が導入されることが、予防に有用であることが学会でも報告され褥瘡予防環境整備に不可欠な用具になってきました。予防用具の進化は一方で、これまで最前線でマンパワーを駆使して実施してきた体位変換ケアの実施間隔の延長など、動きの支援をあたかも省略できるような錯覚に陥らせます。
    動かない・動けない・動かさないことが人に備わる機能にどのような悪影響があるのかを再認識し、褥瘡が廃用性症候群の局所的廃用症候の一つに過ぎないことを理解し廃用性症候群の予防こそが褥瘡予防であることを再認識する必要があります。
    ネステティク概念が皆様に真に理解され実践の場で具現されるならば、ケアの対象になる方々の機能や活動性の維持・増進に焦点をあてたホリスティックなケアが提供される医療サービスへのパラダイムシフトを実現できるでしょう。
             (中略)

    応援メッセージ

    2007-2015

     

    東京大学名誉教授 跡見順子

    東北大学大学院医学系研究科教授 大隅典子

    桜美林大学教授 山口 創

    芥川賞作家・福聚寺第35世住職 玄侑宗久

    健康科学研究所所長・大阪市立大学医学部名誉教授 井上正康

    (敬称略)

    会則

    2007-2015

  • 過去開催された研究会

    2007-2015

    日本キネステティク研究会設立記念講演

    2008年3月16日(宮城)

    講演1:キネステティク概念に学ぶケアリング(徳永恵子)

    講演2:システムとして考える生命ー運動は生命のルールであるー(跡見順子)

    第1回日本キネステティク研究会

    2008年7月12日(宮城)

    教育講演1:皮膚と心の身体心理学(山口創)

    教育講演2:いくつになっても脳細胞は作られる!(大隅典子)

    第2回日本キネステティク研究会

    2009年11月8日(宮城)

    教育講演:ものいうからだー障害との対話ー(南雲直二)

    海外報告:キネステティク世界の流れ最新情報(只浦寛子)

    第3回日本キネステティク研究会

    2010年11月14日(宮城)

    教育講演:キネステティク概念の臨床応用とその効果(只浦寛子)

    一般演題発表

    第4回日本キネステティク研究会

    2011年12月17日(宮城)

    特別講演:生のひろがり、命のつながり(玄侑宗久)

    教育講演:地球で生きる知恵と技~日本へのキネステティク導入10年を振り返って~(徳永恵子)

    震災復興チャリティ

    2011年12月17日(宮城)

    震災復興チャリティ・市民公開講演「生のひろがり、命のつながり」(玄侑宗久)

    第5回日本キネステティク研究会

    2012年11月10日(京都)

    ”スマートな動きを実現する支援とは”

    特別講演:ボディエイジング研究と人間科学的ものづくり(坂本昌子)

    教育講演:キネステティクはなっぜ介助する側、介助される側、両方に安楽なのか(只浦寛子)

    一般演題発表

    第6回日本キネステティク研究会

    2013年11月30日(仙台)

    特別講演:生命のスーパーシステムと五感の進化(井上正康)

    教育講演:キネステティクと痛みの減少~痛みの減少をもたらすメカニズム~(只浦寛子)

    一般演題発表

    第7回日本キネステティク研究会

    2014年11月8日(岩手)

    特別講演・デモンストレーション:ポジショニング(伊藤亮子)

    一般演題発表

    第8回日本キネステティク研究会

    2015年11月23日(東京)

    ”いのちに触れるケア~宇宙からいのちを俯瞰する~”

    会長講演:いのちに触れるケアに存在するもの~可能性、創造性、調和と統合~(只浦寛子)

    特別講演:宇宙とオーロラと生命のはなし(片岡龍峰)

    教育講演:宇宙と地球からみるいのち~廃用症候群予防のマクロ的視点を養う~(徳永恵子)

     

     

  • 日本キネステティク研究会誌

    Journal of Japan Kinaesthetik/Kinaesthetics Association

    第1巻

    第1巻第1号 通号1号2008年7月

    記念講演1
    キネステティク概念に学ぶケアリング
    徳永惠子

    記念講演2
    システムとして考える生命ー運動は生存のルールである―
    跡見順子


    研究報告
    キネステティク概念を応用した体位変換
    方法の臨床導入における課題
    佐久間英行、徳永惠子、只浦寛子

    第2巻

    第2巻第1号 通号2号2010年3月

    記念講演2(続編)
    システムとして考える生命
    ―運動は生存のルールである―
    跡見順子

    研究報告
    キネステティク概念を応用した体位変換
    の臨床導入方法と教育方法のノウハウ
    目黒奈津子、只浦寛子、徳永惠子


    看護師のキネステティク時間感覚と接触感覚
    目黒奈津子、只浦寛子、徳永惠子

    第3巻

    第3巻第1号 通号3号
    2012年3月

    教育講演
    第1回研究会

    快のコミュニケーションとしての身体接触
    -皮膚に生じる1/fゆらぎ振動-
    山口 創

    第2回研究会
    ものいうからだ-障害との対話-
    南雲直二

    その他
    体位による覚醒へ及ぼす影響に関する考察
    蛇石由衣、只浦寛子

    第4巻

    第4巻第1号 通号4号
    2013年3月

    研究報告
    キネステテイク概念を応用した看護支援が高齢者の転倒要因の課題解決に寄与する可能性に関する考察
    三浦 愛香, 只浦 寛子

    特別寄稿
    キネステティク(Kinästhetik / Kinaesthetics)
    看護学 Yesterday, Today, and Tomorrow

    只浦 寛子

    第5巻

    第5巻第1号 通号5号
    2014年3月

    特別寄稿
    遷延性意識障害者と家族や医療チーム,そして社会との統合
    ヨハン・ドニス,只浦寛子

    第6回日本キネステティク研究会報告
    山崎正子

    日本キネステティク研究会主催平成25年度自己学習支援プログラム
    「ポジショニングを学ぼう」活動報告と学び
    三浦愛香,只浦寛子

    日本キネステティク研究会誌

    第1巻~第5巻

    ISSN:1882-7586

  • 日本キネステティク研究会を支えた世話人一覧

    2007~2015

    徳永恵子(宮城大学名誉教授)

    只浦寛子(国際医療福祉大学大学院)

    増川美加子(コンバテックジャパン(株))

    榊久美子(江戸川病院)

    多田千和子(沖縄認定看護師スクール)

    高橋真紀(東北大学病院)

    迫田美佐(健康保険南海病院)

    三浦奈都子(岩手県立大学)

    清水端光子(岩手県立釜石病院)

    三浦愛香(慶應義塾大学病院)

    柴崎真澄(元 総合南東北病院)

    角川佳子(元 宮城大学)

    石田陽子(山形大学)

    品田ひとみ(コンバテックジャパン(株))

    判澤恵(京都橘大学)

    岩岡美紀(元 宮城大学)

    松尾尚美(元 宮城大学)

    青木詩恵(コンバテックジャパン(株))

    庄子美智子(仙台社会保険病院)

     

                     (順不同)